【融資で1億円調達したい!】大口融資調達のプロが確実に資金調達を成功させるポイントを伝授!

【融資で1億円調達したい!】
大口融資調達のプロが確実に資金調達を成功させるポイントを伝授!

こんにちは!「大口融資調達サポート」を運営しているHONMARU株式会社(2025年2月法人化予定)の代表、村松です。

私は元大手銀行の融資審査部にて2,000社以上の融資審査を経験してきました。
その経験から、銀行や信金などの金融機関で資金調達(≒融資)を成功させるためのポイントを日々発信しています。

本日は「【融資で1億円調達したい!】大口融資調達のプロが確実に資金調達を成功させるポイントを伝授!」というタイトルにて、独自の観点で情報をお伝えいたします。

早速!この記事の要約・ポイント
  1. 1億円の融資は可能
    月商の3〜4ヶ月分が目安で、償還年数や資金使途、返済原資がポイントです。
  2. 自己資本比率だけが全てではない
    簿外資産の説明、信用保証協会の活用等でカバーできます。
  3. 事業計画書が融資成功のカギ
    資金使途や返済計画、投資効果を具体的に記載することが重要です。
  4. 銀行との信頼関係が成功を後押し
    定期的な情報共有と良好なコミュニケーションが融資をスムーズにします。
  5. 専門家のサポートで成功率UP
    「大口融資調達サポート」が事業計画書の作成から銀行交渉まで徹底支援します。
相談は無料

元銀行員×融資審査の中枢にて2,000社以上の企業融資を担当してきたプロが、融資調達のサポートします。

特に1,000万円〜数億円規模の高額融資調達に強みを持ち、豊富な経験と知識を活かして、銀行との交渉や資料作成をサポート。スムーズに、より好条件の融資調達を果たします。

はじめに

はじめに

経営者の皆さん、「自社はいくら借りられるのか?」と考えたことはありませんか?

特に1億円の融資調達を目指す場合、その成功には銀行がどのような基準で融資を判断しているのかを知ることが重要です。

私は元銀行の融資審査担当者として、これまで2,000社以上の融資案件を審査してきました。

その経験を基に、1億円の融資調達を成功させるための具体的なポイントをわかりやすく解説します。

本記事を読むことで、大口融資のハードルが下がり、次の成長ステージへ進むための準備が整うはずです。

融資で1億円調達できる?

融資で1億円調達できる?

融資で1億円調達はできるのでしょうか?

この問いに対する答えは、「条件次第では十分に可能」です。

ただし、それを実現するためには、企業の規模、財務状況、資金使途、返済計画など、複数の要素をしっかりと整え、銀行に説明する必要があります。

以下に銀行が特に重視するポイントを解説します。

銀行がチェックするポイント
  1. ざっくりと月商3〜4ヶ月分が目安
    「当社はいくらまで借りれますか?」という問いに対して、多くの銀行員は、「一概には言えませんが、月商の3〜4ヶ月分がひとつの目安」と答えるでしょう。
    たとえば、月商が3,000万円(年商3.6億円)の企業であれば、1億円前後の融資枠を想定できる場合があります。
    ※ただし、あくまで目安であり、他の要素も総合的に考慮されます。
  2. 償還年数の基準
    「融資額を何年で返済可能か」を示す「償還年数」も重要です。
    算式は「償還年数=有利子負債÷返済原資」で求められます。
    返済原資は「税引き後利益+減価償却費*」をベースに計算され、一般的には償還年数が10年以内であることが理想とされています。
    なお、銀行は直近1年間だけのデータではなく、過去2〜3年の財務データを確認して安定性を判断します。
    ※実際の銀行審査において、返済原資は「税引き後利益や減価償却費」に加え、「突発的な損益」も補正するなど、とても細かく算出します。
  3. 資金の必要性と使途の具体性
    銀行は、融資したお金を「何に使うのか」を細かくチェックします。
    たとえば、物流倉庫の建設、新規設備の購入、季節的な運転資金など、具体的な資金使途が必要です。
    気持ちはわかりますが、ただ単に「手元資金を厚くしておきたい」だけでは、資金の必要性が不十分で審査が下りない場合があります。
  4. 返済原資の明確さ
    設備資金の場合、「設備導入後の利益で返済」。運転資金の場合、「在庫販売代金=売上で返済」など、返済原資の具体性を示dす必要があります。
    お金に色はありませんが、調達する資金を具体的にどの返済原資で返済するのか、そしてそれが十分実現可能性が高いのか、返済原資を明確にする必要があります。
融資成功の具体例
  1. 物流業のケース詳細記事
    年商10億円の運送・物流企業が、新規物流倉庫建設のため7億円弱の融資を調達した例。
    事業計画書では以下を重点的にアピールしました。
    ・計画の概要:好立地に新たな物流倉庫を建設する計画
    ・予測売上や経費をデータに基づき算出し、詳細に説明
    ・保守的なシナリオも提示し、リスク管理を銀行に説明
  2. 卸売業のケース
    年商5億円の卸売業者が運転資金として1億円の当座貸越枠を設定した例。
    以下を重点的にアピールしました。
    ・決算書や試算表を用いて支払いと入金のタイムラグが常時1億円ほど発生していることを説明
    ・回収見込みのない売掛金の損失処理を実施
    ・在庫状況を定期的に書面で銀行に報告することを約束

融資で1億円調達するためには、自己資本比率が一番大事?

融資で1億円調達するためには、自己資本比率が一番大事?

自己資本比率は、融資審査において重要な指標の一つですが、「低いから融資が受けられない」と決めつける必要はありません。

ポイントは、自己資本比率だけでなく、全体の財務健全性をアピールすることです。

自己資本比率の目安

自己資本比率が20〜30%以上であれば、銀行からの評価は高まります。

ただし、これに満たない場合でも他の要素で補うことが可能です。

自己資本が低い場合の対策

  1. 真の実力を書面で示す
    節税志向で利益を抑えている場合、保険の解約返戻金や簿外資産など、決算書に表れない実力を銀行に丁寧に説明します。
    メールや書面で記録を残すことも重要です。
  2. 信用保証協会の活用
    保証協会付き融資は、銀行のリスクを軽減し、自己資本比率が低い企業にも有利に働きます。
    (参考:信用保証協会

自己資本や自己資本比率は高いに越したことはありませんが、あくまで大事な要素の一つです。

決算書の数字だけが全てではありません。他にも自社のサービスや取扱商品の特色や将来性など、さまざまな要素を加味して銀行は融資判断を行います。


融資で1億円調達を成功させる5つのポイント

融資で1億円調達を成功させる5つのポイント

ここからは、1億円規模の融資を成功させるために押さえておきたい具体的な5つのポイントを解説します。

① 事業計画書を徹底的に準備する

銀行が融資を判断する際、事業計画書は最重要資料です。

特に1億円という大口融資の場合、その内容が具体的で説得力のあるものでなければなりません。

※参考記事:【完全ガイド】銀行が評価する事業計画書の作り方と融資獲得のコツ

※参考記事:資金調達を成功させるための事業計画書作成ガイド!運転資金と設備資金の違いも解説

事業計画書に盛り込むべきポイント
  1. 資金使途の詳細
    融資を何に使うのかを明確に記載します。
    たとえば「新規工場建設」「最新設備の導入」「仕入れ拡大」など。
  2. 投資効果の数値化
    設備導入による生産性向上や利益増加、コスト削減効果を数値で示す。
  3. 返済計画の具体化
    営業キャッシュフローや利益計画を基に、返済スケジュールを明確に示す。
  4. リスク管理の説明
    万が一計画通りに進まなかった場合の対応策を記載することで、銀行の不安を軽減します。

② 銀行との信頼関係を構築する

融資審査は「数字だけ」ではなく、「人との信頼関係」が大きく影響します。

銀行の担当者と良好な関係を築くことで、融資がスムーズに進むケースは少なくありません。

※参考記事:【透明性?】銀行から1億円の融資を調達したい!すぐにできる「経営の心構え」

信頼関係構築のポイント
  1. 定期的な経営情報の共有
    財務データや経営状況を定期的に報告し、透明性を保つ。
  2. 担当者とのコミュニケーション
    事業の現状や将来のビジョンを丁寧に説明し、担当者の理解を深める。
  3. 小さな融資から始める
    1億円の融資を希望する前に、500万円〜1,000万円程度の小規模融資で実績を積むことも有効です。

③ 財務資料を準備・整備する

銀行が審査で重視するのは、過去3年分程度の財務データです。

これらをきちんと整備することで、審査担当者に「信用できる会社」という印象を与えられます。

整備すべき財務資料
  1. 財務諸表(損益計算書・貸借対照表)
    増収や減収の理由を示します。特に営業利益や経常利益、自己資本比率が重点チェックされます。
  2. キャッシュフロー計算書
    キャッシュフローが黒字なのかどうか、そしてその理由も詳細に示します。
  3. 試算表・月次推移表
    今期足元の数字がどうなのか、そしてその理由(増減理由等)も詳細に示します。

④ 複数の銀行と交渉する

1行だけに依存するのではなく、複数の銀行に同時にアプローチすることで、条件の比較が可能になります。

しかしこの方法は、必ずしも得策とは限りません。

やり方を間違えると取引銀行との関係性が損なわれてしまいます。

詳細は近日別記事にて説明予定です。

基本的な銀行選びのポイント
  1. 都市銀行 vs 地方銀行
    都市銀行は大規模融資に強く、地方銀行は地域密着型で柔軟な対応が期待できます。
  2. 信用金庫の活用
    より零細規模の中小企業向けサポートが充実している場合があり、選択肢として検討する価値があります。
  3. 融資条件の比較
    金利、返済期間、保証協会の有無などを複数の銀行で比較検討し、有利な条件を選びましょう。

⑤ 専門家のサポートを活用する

融資調達は専門性の高い分野であり、プロのサポートを活用することで成功率が大幅に向上します。

当社のサービス:「大口融資調達サポート」では、元銀行・融資審査部出身のコンサルタントが以下を支援します。

支援内容
  1. 事業計画書の作成支援
    銀行が評価するポイントを押さえた計画書を作成。
  2. 銀行交渉の代行・アドバイス
    銀行担当者との交渉をプロがサポート。
  3. 長期的な資金繰り計画の立案
    1億円の融資をその場限りだけでなく、その後の資金運用までサポート可能です。

【まとめ】融資で1億円調達したいなら、まずはお気軽にご相談を!

1億円規模の融資は、単なる「借金」ではなく、事業拡大や成長戦略を実現するための重要なステップです。しかし、その成功には事前準備と計画的な戦略が欠かせません。

「大口融資調達サポート」では、元銀行員としての専門知識を活かし、以下のサービスを提供しています。

主なサポート内容
  1. 銀行が評価する事業計画書の作成
  2. 複数銀行との交渉戦略の策定
  3. 審査を通過するための具体的なアドバイス

融資でお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

私たちのプロフェッショナルなサポートが、あなたのビジネスの未来を確実に後押しします。

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私たちは、1,000万円以上〜最大100億円規模の大口融資調達の豊富なノウハウを持っており、元銀行員の視点から、銀行との交渉や書類作成を徹底的にサポートします。

特に、大口融資の調達においては、細かな計画や銀行への信頼性のアピールが不可欠です。

当社では、銀行融資審査のプロフェッショナルが、企業の財務状況や事業計画をしっかりと分析し、最適な形で銀行へアプローチするお手伝いをいたします。

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この記事を書いた人

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代表コンサルタント・村松

銀行・本部審査部門にて2,000社以上の企業融資に携わってきたキャリアを持つ代表コンサルタント。銀行の融資営業・審査業務の両方の実務経験。豊富な知見を活かし「お客様の結果(銀行からの融資調達)にコミット」できます。経営者の方々の、事業繁栄につながる情報を発信します。