注意!悪徳コンサルに惑わされない融資・資金調達コンサル会社の選び方

注意!悪徳コンサルに惑わされない融資・資金調達コンサル会社の選び方
早速!この記事の要約・ポイント
  1. 悪徳コンサルの中には「粉飾」を指南するケースもあるため要注意
  2. 事業計画を過度に薔薇色に脚色する業者は慎重に見極めるべき
  3. 自社の規模やニーズに合うコンサル領域を持つかどうかが大事
  4. 会社側が情報開示を徹底し、積極的に関わることで成果が最大化
  5. 実績豊富で金融機関出身者を擁する当社へ相談するのが近道

この記事は約8分で読めます。

銀行から数千万円〜数億円規模の融資を引き出すには、経営状況や事業計画の作り込み、そして金融機関との折衝力が必要です。

このとき、「融資コンサル会社(資金調達コンサル会社)」にサポートを依頼すれば、煩雑な手続きを効率的に進められる一方で、悪徳コンサルに当たってしまうと大きな損失を被るリスクがあります。

  • 「粉飾を指南された」
  • 「過度に薔薇色の事業計画を押し付けられた」
  • 「そもそも創業融資ばかり扱っていて大口融資には弱かった」

こうしたトラブルを避けるにはどうすればいいのでしょうか?

本記事では、「融資」+「資金調達」+「悪徳コンサル」+「注意」+「選び方」をキーワードに、契約前後にチェックすべきポイントや、見極めの具体策を深掘りして解説します。

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私たちは、1,000万円以上〜最大100億円規模の大口融資調達の豊富なノウハウを持っており、元銀行員の視点から、銀行との交渉や書類作成を徹底的にサポートします。

特に、大口融資の調達においては、細かな計画や銀行への信頼性のアピールが不可欠です。

当社では、銀行融資審査のプロフェッショナルが、企業の財務状況や事業計画をしっかりと分析し、最適な形で銀行へアプローチするお手伝いをいたします。

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悪徳コンサルが用いる「粉飾」指南の実態とリスク

悪徳コンサルが用いる「粉飾」指南の実態とリスク

粉飾を「正当な手法」と言い張る手口

悪徳業者の中には、粉飾に該当する会計処理を「むしろ推奨されるやり方」「使えるテクニックだ」と言ってクライアントに指南するケースがあります。

具体的には、

  • 架空売上や在庫の過大評価で利益を水増し
  • 費用を先送りして“黒字”を大きく見せる
  • 関連会社との取引を操作して着服・利益調整

等が典型例です。

一時的に数値が良くなっても、最終的に審査担当者から不信感を抱かれたり、大規模な粉飾が表面化して金融機関からの信用を完全に失う可能性もあるため、絶対に避けるべき行為といえます。

粉飾がもたらすリスク

  • 信用低下:各金融機関で「危険企業」とみなされ、新たな融資が不可能に
  • 法的リスク:架空取引や改ざんが発覚した場合、刑事罰や税務調査などトラブルに発展
  • 社内トラブル:従業員や税理士との関係悪化・内部告発リスク・会社のモラル低下

ポイント: 「絶対に融資が出る」「これが当たり前の会計処理です」など、説明が曖昧なのにやたら強気なコンサルには要警戒。

過度な事業計画の脚色に注意!銀行視点での「確からしさ」を意識

過度な事業計画の脚色に注意!銀行視点での「確からしさ」を意識

悪徳コンサルと断言できないまでも、将来の売上・利益を極端に楽観視して「薔薇色の計画」を立てようとする業者は少なくありません。

  • 「来年は売上が一気に3倍に伸びます」
  • 「銀行は大胆な計画のほうが好きですよ」

しかし、銀行は必ず「数字の裏づけ」や「達成根拠」を重視します。

特に大口融資の場合、将来計画の整合性が取れなければ審査で弾かれる可能性が高いです。

過度な脚色によるリスク

  • 計画未達で評価低下:想定売上に大幅に届かないと、次回融資や追加融資が厳しくなる
  • 社内の混乱:社長が提示する過度な目標が実現性に乏しく、結果的に組織崩壊の一因に
  • 後戻りの難しさ:一度“薔薇色”の数値を掲げると、あらためて計画修正するタイミングが難しくなる

ポイント: 銀行視点では「確からしい数字」であること、想定通りにいかなかった場合のリスクヘッジプランを盛り込むことが評価につながります。

融資コンサル会社の得意分野を見極める重要性

融資コンサル会社の得意分野を見極める重要性

融資コンサル会社の中には、創業融資のサポートをメインにしているところや、中小企業の小規模融資に強いところ、大口の事業再生案件を専門に扱うところなど、得意分野が大きく異なります。

自社のニーズに合った実績があるか

  • 大規模設備投資(数千万円〜数億円):メガバンクや地方銀行との交渉経験が豊富か
  • 赤字決算企業や再生支援:債務超過や返済条件変更に対応した事例を持つか
  • 業種特化型(運送業・建設業・不動産業など):同業種での融資成功例があるか

コンサルの担当者が「十分なヒアリングを行ったうえで、事例を交えて説明できるか」は大きな判断材料になります。

参考記事:複数銀行に同時打診して好条件を引き出す!事業性融資の「攻略法」と「失敗回避ポイント」

料金体系と実績の正しいチェック方法

料金体系と実績の正しいチェック方法

料金体系:着手金・成功報酬・月額制に注目

  • 着手金 + 成功報酬:着手金が高すぎないか、成功報酬の基準が明確かを確認
  • 完全成功報酬制:融資実行前でも途中解約できるか、報酬率が不当に高くないか
  • 月額制(顧問契約):長期的なコンサルに向いているが、成果が出る前に費用がかさむリスク

実績確認:具体性があるかどうか

  • 「○○業の企業で◯億円の資金調達に成功」など数字や経緯が明確か
  • どの金融機関(メガバンク・地方銀行・信金)との取引が多いか
  • 事例の計画と実際の結果にどの程度の差があったか

悪徳コンサルほど「絶対大丈夫です」と抽象的なアピールをするだけで、具体的なデータや実績を示せません。

契約前に実績の詳細を可能な範囲で確認すると安心です。

契約前後に「過度な薔薇色計画」を見極める具体策

契約前後に「過度な薔薇色計画」を見極める具体策

「過度に楽観的な計画を立てるコンサル会社かどうか」は、契約前だけで100%見極めるのは難しいのが現実です。

契約後に初めて「実は過度に薔薇色だった…」と気づくケースもあります。ここでは、事前・事後それぞれの段階で役立つチェックポイントをまとめます。

BEFORE|【契約前】複数シナリオ(楽観・現実・保守)の提示を求める

  • 「楽観シナリオ」だけではなく、ある程度控えめな「保守シナリオ」も用意できるか
  • 複数プランをセットで検討する姿勢があるかどうか
  • まだ詳細をヒアリングしていない段階で「絶対に◯億円調達できます!」と豪語するか要確認

もし、初期面談で「どういう根拠でその数字が成り立つのか」を尋ねても曖昧な回答しか得られないなら、やや警戒心をもったほうがいいでしょう。

BEFORE|【契約前】成功事例だけでなく“計画と実績のズレ”を聞く

  • コンサル側が苦労した事例や、当初計画より下振れした実例を素直に話せるか
  • 計画通りに進まなかったとき、どのように修正・再交渉したのか

過去の事例を率直に説明できるコンサルは、現実的な目線で事業計画に伴走している可能性が高いです。

AFTER|【契約後】次回以降の融資調達を見据えた提案かを確認

  • 「今回だけ成功すればいい」という姿勢ではなく、次の資金調達や金融機関との長期的な関係を考慮しているか
  • 計画未達の場合、どう修正して銀行に報告するか、プランが用意されているか

あまりに楽観的なシナリオを押し付けられたら、「計画が達成できなかった際に、今後の融資はどうなる?」と率直に質問してみましょう。

AFTER|【契約後】計画修正や途中解約条件を契約時に押さえる

  • 薔薇色計画を無理に押し通されるリスクに備え、計画再作成や契約解除の要件を契約書で確認
  • 成果が見込めないと判断したら、早めに別のコンサル会社の意見を聞く選択肢も視野に

融資コンサル契約は、後からトラブルが発生すると費用や信用面で大きなダメージを受けます。

契約前に条項をしっかり確認しておくことが肝心です。

コンサルと成果を出すために企業側がすべきこと

コンサルと成果を出すために企業側がすべきこと

いかに優秀なコンサルであっても、企業側が情報開示やコミュニケーションを怠れば成果は半減します。

情報を包み隠さず共有する

  • 過去の決算書、税務申告、負債状況などを正直に開示
  • 銀行からの評価に影響しそうな要素も事前に相談

「税金の滞納歴がある」「一時的にキャッシュがショートしそう」など、不都合な事実を隠すと、コンサルが正しい戦略を立てられません。

社長の将来ビジョンを明確に伝える

金融機関は経営者の熱意やビジョンを重視します。コンサルと二人三脚で計画書を作る際にも、どう事業を成長させたいのか、具体的に伝えましょう。

丸投げせず、積極的に関与する

  • コンサルからのヒアリングや書類確認にはスピーディに対応
  • 実際の銀行面談では、自分の言葉で直接銀行にアピール

「プロに任せれば大丈夫」という姿勢だと、金融機関が抱く不安を十分に払拭できないケースがあります。

社長自身が積極的に動くことで、銀行の審査担当者の印象も良くなります。

【まとめ】銀行から融資調達を目指すなら当社にお任せください

大口の融資や資金調達を円滑に実現するためには、悪徳コンサルや過度に楽観的な提案をする業者を避け、長期的視点で銀行と良好な関係を築く支援をしてくれるパートナーを選ぶことが大切です。
とくに「粉飾指南」や「無根拠な薔薇色計画」は銀行の信用を損ねるリスクが高く、結果的に企業の将来を危うくしかねません

私たち「大口融資調達サポートでは、地方銀行やメガバンク、信金との豊富な折衝経験を持ち、

  • 設立5年以上・年商3億円以上の中小企業
  • 建設業、運送業、卸売業、不動産業など多額の設備資金を必要とする企業
  • 現状の金融機関との関係性に悩み、長期的な融資調達を考えている経営者

こうした皆様の資金調達ニーズを的確に把握し、現実的かつ説得力のある事業計画で銀行融資獲得をサポートいたします。

  • 粉飾のような不正行為を絶対に推奨しない
  • 複数パターン(楽観・現実・保守)のシナリオ検討
  • 次回以降の追加融資や金利交渉まで視野に入れた提案

を行うことで、企業が安心して銀行と取引を継続できる体制を整えます。
もし「悪徳業者に引っかかりたくない」「今回だけでなく将来にわたって融資を成功させたい」というお考えがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

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代表コンサルタント・村松

銀行・本部審査部門にて2,000社以上の企業融資に携わってきたキャリアを持つ代表コンサルタント。銀行の融資営業・審査業務の両方の実務経験。豊富な知見を活かし「お客様の結果(銀行からの融資調達)にコミット」できます。経営者の方々の、事業繁栄につながる情報を発信します。